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執筆者の写真おすぎ

爪師誕生物語⑤

元町中華街のど真ん中にある、爪師の学校。


いつも、食べ歩きを主にしているのでは決してありません。


爪のケアとは


普通、心臓から栄養と酸素ふんだんの動脈はだんだん細くなり、細動脈から、毛細血管になっていきます。


その後、毛細静脈になり、老廃物やばい菌やウイルスを細静脈に送り、(脂肪やバイ菌などの大きな分子はリンパ管に送る)静脈となって心臓に戻り、栄養と酸素をもらって、再び動脈へ。


ところが、消化管粘膜や皮膚、ことに指先(爪の下)は、細動脈と細静脈が直接つながるところがあるんです。


これが、動静脈吻合です。


毛細血管は一重の細胞が繋ぎ合わさって菅になっていて、そのつなぎ目からリンパ液が漏れ出ているんです。


細胞の中も外もリンパ液が流れて、体中の細胞に栄養と酸素を運び、細胞から老廃物や酸化物質を受け取って、リンパ管や静脈に送っています。


爪師の仕事は、毛細血管が壊れないよう、優しくひたすら優しく皮膚をなでて、リンパが流れやすいようにお手伝いをします。


そして、爪の下の動静脈吻合を最大限に利用して

指先の「血の道」を通して、血液循環、リンパ循環を促進させるのです。


微細毛細血管を壊さないよう、「血の道」を考えて、爪ののび方を正確に測り、切ります。


そして、ファイル(やすり)で、切り口を滑らかにします。


次は、プッシャー(爪の表面の角質とり)をします。もうここまでで、目がちんこちんこする程、息ができないほど、難しい。ため息ばかり。


仕上げは、膝下、肘下マッサージ。。ダメ出しの連発。いやいや乱発かも^_^


しかし、その後に来る。足の軽さ、指の伸びやかさは半端ない。


外反母趾はながくかかるけど、治っていきます。靴のせいではなく、歩き方や生活習慣の問題が大きいと、わかりました。


人生がこれだけで、豊かになる。


若い時はわからないかもしれない。しんどくて体中が悲鳴をあげたら、見つめなおしてみようよ。


自分の爪、酷使してない?


息できてる?


そういえば、最近のテレビ。


桜貝のような爪の人が多く見られるようになった気がするのは私だけかな


顔もけばいお化粧はいなくなったよね。


爪も意識し始めたのだとしたら、嬉しいな😊



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