おすぎやティファーファとして、最後のご挨拶


定年から始めた、たくさんの想いが詰まったサロンおすぎやティファーファ。メロウな(円熟・まろやかな)年齢を活かして、知恵や知識がたくさん詰まった健康寿命をのばすためと、人との出会いを求めたサロン。コロナで疲弊しながらも徹底した感染予防対策で毎日楽しく生き甲斐を感じながら続けてきました。


メタトロン、イーマサウンド、リンパケア整体、アクセスバーズ、フェイシャルetc

お客様に喜んでいただき、時には感謝され、よき友となり至福の5年間でした。


しかし、2021年3月26日 単身赴任中の夫の会社から(上海)電話があり、倒れて救急入院をしたとの連絡でした。最初は脳内出血で半身まひが軽度あり、出血は止まったので一安心ということでした。夫もその時はろれつが回らないけど喋れていました。


心配しても始まらない。リハビリをすれば何とかなると思っていましたが、1週間ほどで、ことは深刻で簡単なことではないようだと。


どうやら脳腫瘍が疑われ、悪性度の高い多発性神経膠腫(ステージ4)かもしれない。


急いで帰国をせねばと、ネットで上海と日本をまたいで、医療機関へ搬送できる会社をさがしました。インターナショナルヘルスケアジャパン株式会社を決め(手ごたえがよかった)4月15日に上海から東京の医科歯科大学病院へ搬送していただきました。


医科歯科大学病院でのMRIの結果と開頭術での組織検査にて、病名は確定され、余命半年。抗がん剤と放射線治療をすれば1年半は伸びる可能性はあるとのことでした。もうすでに、喋れず、失明寸前、食べれず飲み込めず、右手以外は全身のマヒがありました。ただ、聞こえるし意識ははっきりしていました。しかしこの進行の速さに、家族は余命宣告も、がん告知もできず延命治療の拒否もできませんでした。胃ろうをつくり、様子を見ながら放射線と抗がん剤治療を1クールしました。地獄のような苦しみに、がんの告知と余命はわずかということが絶望につながると感じて家族はどうしても言えませんでした。夫はそんな中でもあきらめず、リハビリをしているのです。


私はといえば、仕事をするのはやめようと、4月からの予約のお客様をすべてキャンセルさせていただき、コロナを理由に休業していました。でもサロンを閉めることには未練があったのです。思い入れが強く予約もないのに10月までそのままにしていました。


しかし夫の病状は抗がん剤や放射線には反応せず、どんどん進行していきました。全く発声できずクジラが悲しそうになく「クオーン」という声だけになりました。言いたいことも紙に書けなくなり、意思の疎通もむずかしくなり、面会もできない状態で様子を聞くことだけでした。

もう治療の段階ではないと家族で話し合い、6月26日に退院し、在宅医療に切り替えました。介護士、看護師、医師の往診など使えるすべての介護保険を使い、緩和ケアに切り替えました。


見取りを家族ですると決めたのです。


苦しむ夫、欲求が伝わらずあきらめる夫(怒れないのです、声が出せないから)見ていてこんなに辛いことはない。


10月になると免疫力もなくなり、頭とおでこに帯状疱疹ができて激痛を訴え、咳と痛みで2週間入院しました。咳は収まることはありませんでした。身体が機能しなくなったのです。胃ろうから栄養を入れると逆流し咳となり誤嚥してしまいます。栄養をやめるとそのうち、水分さえも逆流しはじめました。


11月7日が夫の66歳の誕生日です。家族で祝いました。最後のバースデイです。


少し前に夫に「お父さん、ごめんよ。もう万策尽きて何もしてあげれない。すればするほどお父さんは苦しくなるから、この咳と吸引の苦しみはもう取って楽になろうよ。」

じっと見えないであろう目で私を食い入るように見て、脱力をしました。私の頭を、ポンポンと軽くなでました。ずっと涙を流していました。クオーンとしか言えない夫でした。


「めんね。ごめんね。ずっと気を持たせて頑張らせてたね。

もう、頑張らないでいいよ。」


11月8日から、水分もやめ、持続皮下注射で鎮痛剤投与となりました。少しずつ意識は遠くなり、咳もなくなり、吸引をすることもなくなり、呼吸も楽になってきました。穏やかな日々でした。


亡くなる前日に、はっきりと「あのな」「あのな」夫の元気な時の声でした。「あー」「みーなー」

ありがとう、みんなと聞こえました。


家族は注射が始まって交代で見守っていました。その日も息子家族、私とみんなでベッドを囲んでおしゃべりし、夜中に静かに逝きました。11月14日5時でした。


通夜と告別式も終わり、走り切った夫。これでよかったかどうかわからないけど、家族みんなでやれることをした。


私はといえば心身ともにまだ立ち直れていません。ゆっくりと休養しこれからの生き方をのんびり考えてみたいと思います。


というわけで、サロンは10月で閉めました。仕事再開の気持ちは遠く、気力もまだ養えていませんので、ホームページは「にゃーわんこ」販売以外、年内いっぱいで終了しようと考えています。


個人的にメタトロンやイーマサウンドをご希望の方は自宅に遊びに来てください。自宅サロンはご用意しています。ただし公には広告しません。知る人ぞ知る隠れ家サロンです。


年明け2月くらいには、息子が税理士事務所を株式会社としてたちあげます。その1部門で健康を考えたペットのお水「にゃーわんこ」を取り扱うことになりました。新しいホームページとなります。猫ちゃんワンちゃんの飼い主様どうぞよろしくお願いいたします。

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